株式会社モーションシステムでは,電子カムの指令プログラムの記述方法に配列データを使用しています,
また運転結果のログ情報も配列データを使用しています,そのデータの概略説明となります。
この配列データとは,配列の列(横)方向には,各軸毎の目標,速度設定,駆動種類等,行(縦)方向には,Step単位の時系列の配置となり。時間軸になります。
配列データの構成は,制御する機械毎にコマンド及び配列は異なりますが,全て配列データで表すことができます。
下図3例は,アプリ毎に異なる配列データによるプログラム例です。
. 1.下図左 :バネ成形機用アプリ
. 2.下図中央:軌跡制御アプリ
. 3.下図右 :サーボプレスアプリ

電子カムの指令プログラム情報に,配列データを使用している意義についての説明です。
サーボ制御のアプリケーションプログラムの作成には多種の構築方法があると思います,
現場オペレータがプログラミングする場合であれば,特別なサーボ補間技術を習得しなくても,
同期運転が構築できるようにするべきと考えます。
更に,プログラム変更が容易であること,品種変更が容易であることも目標としましたので,
Step毎にコマンド命令が選択できる,配列データとしました。

電子カムの配列データを,制御装置に設定・読込またはインストール方法は各種にあります。
. 1.上位コンピュータからの転送
. 上位コンピュータから通信プロトコルにより転送を行う
. 2.レジスタに直接入力
. コントローラの内部レジスターにタッチパネル等により直接データをインプット
. 3.エクセルデータの書込
. エクセルで作成された,配列データをツールソフトを利用して転送する。
配列データには,機械を動かす為の「1.運転指令データ」と
機械からの「2.フィードバックデータ」とがあります
この2種類のデータを比較して活用するところに意義があります。

フィードバックデータはロギングデータファイルとして,行(縦)方向はサーボ制御周期(2msec)毎に配列され,1製品毎に1ファイルに納められ,全数保存とします。
ただひたすらにロギングデータを全保存します,
予防保全等に必要な場合その都度利用します
また,記録されたロギングデータをその都度活用する必要性はありません,
後日必要性が生じた時に始めて活用するものとします。
トラブル原因がその場で確認された場合等では,一般的に対策が取りやすいですが,
後からトラブルが発見され,不良品を後ラインに流してしまった場合等の履歴情報としても使用します。
ロギングデータファイルにはタイムスタンプがありますから,
不良が発生した時刻から逆算して問題のロギングデータ見つけて下さい。
もし,トラブルがあれば発生時間より該当のロギングファイルを見つけ出し,運転パターンである指令データとロギングデータとを比較して下さい,どちらも時系列に配列されているためトラブル箇所を発見しやすいと思います
結果である「ロギングデータ」から「運転パターンデータ」をアップグレードすることができます。どちらのデータも時系列配列されていますから,検討はしやすいです。

詳細に関しては,「依頼をご検討の方へ・電子カム制御のシステム構成」をご覧下さい
本説明は,あくまで㈱モーションシステムの販売促進用に作成されたものであることをご理解下さい。