㈱モーションシステムが提案する電子カム同期制御の,入力設定方法の説明です
工作機械毎に現場作業者が,機械調整を行いながら電子カムデータ(カムデータ曲線)を入力ができるシステムです。
工程表を作成するように,サーボモータの制御だけでなく,電磁弁動作も時系列的に設定するため,入力にあたっての複雑なサーボ制御の知識を必要としていません。
<下図は仮想時間に対してのX-Yテーブルの動作です>

下図からは第1区間から第5区間に区分けして順次での動作説明をします
| <第1区間> X軸は,時間軸0~1.10秒の間に原点0mmから100mmへ移動します Y軸は,時間軸0.55~1.10秒の間に原点0mmから50mmに移動します |
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| <第2区間> 時間軸1.10~1.11秒の間は,XY軸は停止します。すき間を空けることにより前区間から連続運転せず一時停止します |
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| <第3区間> X軸は,時間軸1.10~2.21秒の間に100mmから200mmへ移動します Y軸は,時間軸1.11~1.66秒の間に50mmから原点0mmに移動します |
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| <第4区間> 時間軸2.21~2.22秒の間は,XY軸は停止します |
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| <第5区間> X軸は,時間軸2.22~4.32秒の間に200mmから原点0mmへ移動します |
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上図での第1区間~第5区間を電子カム設定表に入力します
電子カム入力は,時間軸に対してX軸とY軸のそれぞれの動きを表に設定します
<電子カムの設定表>

上記の設定では,各軸・各ステップ毎に,「開始時間」「終了時間」「増分量」の入力設定から,電子カム演算を実行して「速度」を求めます
「開始時間」「増分量」「速度」を入力として,「終了時間」を演算により求めるモードもあります。
ロータリ切断は,全体のサイクルタイムが既に決まっている条件において,下死点での切断時には一定の高い速度を維持したい場合等では,切断時以外では変速を行いサイクルタイムを合わす計算をします。

「電子カム1サイクルタイム」・「切断時間」・「切断速度設定」より「回送時間」及び「回送速度」を求め電子カムパターンを生成します。
→5.配列データが奏でる電子カム。
貴社独自の工作機械,社内設備に合わせた電子カムを提供いたしますのでお問い合わせ下さい。
詳細に関しては,「依頼をご検討の方へ・電子カム制御のシステム構成」をご覧下さい